Orlando: 簡単さ。僕らは凄まじいバトルシーンをやったんだ！それに、新しいキャラクターも登場するよ。任せといてよ。話はどんどん面白くなっていくよ。僕も早く観たくてしょうがないんだよ！

Orlando: それはね…3つの作品は同時に撮影されたんだけど、まだ終わったわけではないんだ。ほんの2,3週間前に2作目のための追加撮影をしたところだし、3作目のためにもまだやらなくちゃならないことがたくさんあるんだよ。まだ作品をより良くしている最中なのさ。

Orlando: 1作目ではすべての登場人物の紹介をしなくてはならなかったし、けっこう説明が必要な複雑な話だからね。そういう理由でアクションシーンがカットされてしまう作品って多いと思うよ。でも今回はそれも終わっているからね。今度のはファンタスティックで凄まじい作品になるよ！それにさ、そのあとの3作目は目を見張るようなフィナーレに向かっていくんだよ。みんなが絶対に見たいって思うこと請け合いだよ！

Orlando: 全然だよ。だってまだたくさんの仕事が残ってるんだし、映画が公開される数週間前までそれが続くんだからね。仕事が終わったなんて思えないでしょ。やり終えたっていうより、僕たちはあの場を経験して、それから時間が経ったというかそんな感じだよ。

Orlando: 1作目のときはもう終わったと思ってからニュージーランドへ戻って追加撮影をしなくちゃならなかったんだけど、今回も2作目のために少しだけやって欲しいと依頼されたんだ。忙しいってことがあったにせよ、『ネッド・ケリー』のためにたくわえたこのヒゲじゃ何にもできないよね。レゴラスはブロンドで赤ちゃんみたいな顔してるでしょ。

Orlando: （笑）してないよ。どこも折ったりしてないよ。馬に蹴られたけど、ちょうど膝の上を。ラッキーだったんだね！

Orlando: レゴラスをもう一度演じる機会があるのを本当楽しみに思ってるよ。今回だって時間とチャンスさえあれば、すぐにでも飛んで行っちゃうのに！

Orlando: そうなんだ。ほんとみんなに会いたかったし、もう一度自分がその中の一員であることを実感したいと思って、週末にニュージーランドへ行ってきたんだ。ほんの少しの間だけだったんだけどね。リヴとヴィゴに会えてとっても楽しかったし、今も2作目の編集を続けている何人かのスタッフにも会うことができたよ。

Orlando: やあ、いつも恋しく思ってるよ。僕たちの関係は、撮影が終わったら切れてしまうようなものではないんだ。この業界ではそういうことってよくあるけど、この関係はちょっと違うんだよね。ニュージーランドへ2日間行ったんだけど、その1日はただ友達に会う目的のためだけに確保したんだから。

Orlando: この物語はすごく長い間人々に親しまれてきて、そのタイトルはこの物語の精神を表しているんだ。僕もたまたまあの時（事件のあった日）ニューヨークにいたから、とてもつらい気持ちは分かるけど、でもそれと映画とは別の話だよ。お互いに何の関連性もないんだからね。

Orlando: 今は狂わんばかりだよ。それに感謝しなきゃいけないのは『Ring』だってことも自覚しているよ。これから先ずっと、僕の人生を振り返ることがあったら、僕のすべてを変えたのは『Fellowship of the Ring』だって思うだろうね。